2009-03-22 (Sun)
・ハマメリスエキス
・ヒアルロン酸
・ピクノジェノール
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンB6
・ビタミンB12
・ビタミンC
・ビタミンC誘導体
・ビタミンE(トコフェロール)
・ビタミンE誘導体(TPNa)
・プエラリアミリフィカ
・フェノキシエタノール
・フコイダン
・ブッチャーブルームエキス
・フラーレン
・プラセンタ
・フラボノイド
・プルーン分解物
・プロテアーゼ
・ブロメライン
・プロリン
・ペクチン
・ベタイン
・ホホバオイル
・ポリフェノール

■ハマメリスエキス
ハマメリスの葉または樹皮から抽出したエキスです。
収斂作用や保湿作用などがあります。

■ヒアルロン酸
皮膚の中には真皮という部分にコラーゲンが存在し、そのコラーゲンの間を埋めているのがヒアルロン酸です。
保水性に優れ、1グラムで6リットルの水分を保持できます。
肌にヒアルロン酸が多いとはりが出ます。赤ちゃんの肌がみずみずしいのは
ヒアルロン酸を多く含んでいるからなのです。
体内のヒアルロン酸は加齢と共に減少していきます。
皮膚に関しては40歳後半から減少すると言われています。
コラーゲンと一緒に摂取するとより効果的に肌を整える働きをし、
ビタミンB2と一緒に摂取すると保水性を高めてくれます。

■ピクノジェノール
ポリフェノールの一種。南西部に生息する松の樹皮から抽出したものと、
ブドウの種子から取れるものとがあります。
活性酸素に対する消去分解作用があり、ビタミンEの50倍もの抗酸化作用があるといわれています。
もろくなった血管を補強し血流をよくする機能もあります。
そのしくみは、血管壁のコラーゲンとエラスチンというタンパク質に結びつき、
破壊酵素によって変性するのを防ぎ、組織を強化するといわれています。
同じしくみを美容液などに応用しています。
血液の凝固を防ぎ、ヒスタミンの放出も抑制し、
血液サラサラ効果とアトピーなどの自己免疫疾患による炎症も緩和します。

■ビタミンB1
人間の体内ではつくられない水溶性の栄養素の1つ。
ごはんやパン、砂糖などの糖質を分解する酵素を助け、エネルギーに変えていく作用があります。
食べ物やサプリメントでとる必要があり、
食べ物では豚肉やうなぎ・玄米・小麦胚芽・卵黄・ピーナッツ・ゴマなどに含まれています。
ビタミンB1が不足すると、糖質の分解がうまくできずに、乳酸などの疲労物質がたまる原因となり、
精神の不安定(イライラ)症状や記憶力も低下します。
乳酸などは、いわば糖質の不完全燃焼物質なので、代謝を高め筋肉や細胞の働きを元気にするために、
ビタミンB1は必須。体内に貯めておくことができないため、毎日摂ることが大事です。

■ビタミンB2
細胞の再生や成長を促進するはたらきのある水溶性ビタミン。
健康な皮膚、髪、爪を作るに欠かせない物質です。
脂質の代謝を促進し、糖質の代謝にも関係します。
皮膚や爪・髪などの成長を助け、美容上重要な物質です。
ビタミンB2が不足すると、脂質代謝がとどこおり、
不要な脂肪を溜め込んだり、肝臓に負担を与えたりし、またストレスもたまります。
水溶性ですが加熱や酸にはわりと強いので、酢豚などにして食べると吸収にも効果的。
肌荒れ、口の周りの炎症、目の充血予防にいいとされています。
特に目や口、鼻など粘膜の細胞は代謝が早いのでビタミンB2が不足しがち。
美眼・美肌を保つ栄養素。

■ビタミンB6
アミノ酸代謝に必須の水溶性ビタミン。不足すると肌荒れや口内炎にかかり美容上も重要。
別名ピリドキシンともいいます。
タンパク質合成の際、アミノ酸配列作り変えの補酵素としての働きをします。
不足するとタンパク質が十分に再合成できなくなり、体の組織の形成、維持に悪影響を及ぼします。
酸素を体内に供給する赤血球の合成にも関わる為、ビタミンB6を採る際には鉄分も一緒に摂るのがいいです。
その他、免疫タンパクの合成や、神経伝達物質の合成にも関わっていて、
アトピー皮膚炎や花粉症の症状改善のために、必要なビタミンでもあります。
多く含む食品には、赤みのマグロ・牛レバー・にんにく・ぎんなん・ピスタチオなど。

■ビタミンB12
水溶性ビタミンの一つ。葉酸(ビタミンM)と協力して、赤血球の生成にかかわる栄養素です。
ビタミンB12の効果・効能は、貧血予防と精神の安定。
ビタミンB12を多く含む食べ物は、レバー、シジミ・アサリなどの貝類、
アオノリなどの海藻類。ビタミンB12は微生物が作るもので、植物にはないため、
動物性食品を取らない菜食主義者の方やダイエット中の方は不足しがちなので注意が必要です。
1日の所要量は男女ともに2.4μグラムで、目安として、焼き鳥のレバーであれば一串程度、
シジミなら2~3個、焼き海苔1枚だと少し足りない位。
ビタミンB12の吸収は腸で行われますが、胃の分泌物質が必要なため、
胃炎や胃潰瘍などの病気があると栄養として吸収されません。

■ビタミンC
別名アスコルビン酸と呼ばれる水溶性のビタミン。
ビタミンCとはコラーゲンの生成に不可欠な水溶性ビタミンで、
風邪の予防から癌予防まで近年注目されている栄養素です。
ビタミンCは、肌の張りを保ち、しみや小ジワを防ぐ、
ウィルスや細菌に対する抵抗力を高め、カゼや感染症を予防する、
ストレスを和らげる、血中コレステロールを下げる、発ガン物質の生成を抑える、
鉄の吸収を助けるなどがあります。
その他重要なものに、コラーゲンの生成。
一般的に日本人は、ビタミンCを十分摂っているので、あまり心配はいりません。
しかしながら、不規則な食事や毎日のお酒・喫煙を続けていると慢性的なビタミン不足を招くこともあります。
ビタミン剤や効果的な食事をとらない限り明らかなビタミンC不足を起こしてしまうので注意が必要です。

■ビタミンC誘導体
美白作用があるビタミンCよりも角質層の透過がよく、
より長い時間皮膚内にとどまるように改良された美白成分。
ビタミンC誘導体には、水溶性と油溶性とがあります。
肌へのなじみをよくし、酸化されにくくするリン酸基が結合しています。
ビタミンC誘導体が皮膚の内部へ入っていくと、細胞からこの結合を切る酵素が分泌され、
メラニン色素に近い距離でビタミンCに変化し、新たに生産されるメラニン色素の元を分解します。
ビタミンC誘導体が含まれる化粧品は、紫外線で分解しやすいので、容器や保管場所などに注意。

■ビタミンE(トコフェロール)
別名トコフェロールと呼ばれる脂溶性のビタミン。
ビタミンCと並び抗酸化パワーの強いビタミンとして知られています。
ビタミンEの代表的な機能といえば、錆びない体を作る抗酸化。
その強力な抗酸化パワーは、体内の細胞や遺伝子(核酸)、
脂質が酸化されることをしっかり防いでくれます。
ガンの予防はもちろん、体がサビびない=若い体が保てる効果も大きいのです。
他の抗酸化物質(ビタミンC、β-カロテン、セレニウムなど)と一緒だと、
相乗効果でより強い抗酸化力を発揮してくれます。

■ビタミンE誘導体(TPNa)
油溶性のビタミンEを、水溶性にすることで安定性、浸透力を高めたもの。
細胞同士の密着力が高まって肌の中から水分が蒸発しにくくなり、
肌本来の保湿能力が高まります。

■プエラリアミリフィカ
タイ北部に自生するマメ科の植物で、塊のように大きく育った根がサプリに利用されています。
エストロゲン(女性ホルモン)とよく似た構造と性質をもつ物質(デオキシミロエステロール、ミロエステロールなど)を多く含んでいます。
人での実験結果の報告は少ないですが、成分分析の結果からかなり強い女性ホルモン作用を持つことがわかっています。
サプリメントとして摂取する場合は、ホルモンのバランスに影響し、
かなり強力なので、他の薬やハーブとの飲み合わせに注意が必要!
ホルモンバランスが繊細な妊娠中・授乳中は絶対に摂ってはダメ。
妊娠を予定している方も安全のために使用を控えた方が安心でしょう。
また、生理痛や婦人科系の疾患(子宮内膜症など)では、
女性ホルモンを増やしても解決しなかったり、
悪化させてしまうようなケースもあります。
体に異常を感じている人は、これらのサプリを摂る前に必ず医師の診断を受けてください。
取り扱いに注意が必要なのは、効果が目に見えてわかりやすいことの裏返し。
使い方を間違えなければ、比較的短期間で女性らしい美肌や体系に変身できる素敵なサプリです。
自分に合ったサプリを見つけて、オンナ度UPを目指しましょう。

■フェノキシエタノール
防腐殺菌剤として化粧品に使われる成分のひとつ。
緑茶など自然界に天然物として存在する成分でもあるので、
パラベンなどと比較して毒性は弱い。略号:PE。
グリコールエーテルというアルコールの一種であり各種薬剤の溶剤になります。
緑膿菌に対して殺菌作用をもつけど、殺菌作用は万能ではないため、
化粧品成分としては、パラベンと併用されることが多いです。
使用制限は、パラベン同様に製品100g中に1g以内。
しかし、フェノキシエタノールは、表示指定成分にはなっていません。
含有量も他の成分に比べ、多くは微量であり、表示していない場合もあります。
メーカーの中には情報開示の意味から表示をしています。

■フコイダン
モズクや昆布、ワカメなどの海藻類に含まれるヌルヌルの成分で、多糖類のひとつ。
海水中の栄養成分であるビタミン・ミネラルを十分吸収して成長した海藻類のフコイダンは
健康維持には欠かせない栄養素。
フコイダンは食物繊維であると同時にカルシウムそのものでもあるので、
体に取り入れることでカルシウムの補給もできます。
海藻のぬめり成分を皮膚に塗ると、角質などの隙間を埋めるように広がり、
乾燥してもなおヌルヌルの成分が薄く表を覆います。
よほどの力でこすらないと完全には落ちてしまわないため、
ぬめり成分を塗った部分を水で洗い落としても、薄く成分が残り、しっとりとした状態になります。
保湿力はヒアルロン酸をしのぐとも言われています。

■ブッチャーブルームエキス
ユリ科の植物ナギイカダの根から抽出精製した植物エキスです。
サポニンや配糖体を含み、血管を収縮させてほてりや肌の赤みを抑える作用や収れん作用があるといわれます。
保湿剤としてスキンケア化粧品に使用されています。

■フラーレン
フラーレンはダイヤモンドと同じ炭素の同素体(同一元素だけで構成される分子)で、
C60や、C70等炭素の数が異なる多面体の総称です。
フラーレンは太古の昔より自然界にも微量に存在することがわかっています。
1991年にはフラーレンがスポンジのように生体に有害である活性酸素を
消去吸収して無害化するという研究結果が発表され、
以来医薬品などに使用されるようになりました。
活性酸素消去はビタミンCの125倍、しみ、そばかすの原因となるメラニンを出来にくくする、
美白効果があるなど美容効果満載のフラーレンは、当初、美容クリニック等で販売される
ドクターズコスメを中心に広がりましたが、広く認知され今では一般化粧品にも含まれるようになっています。

■プラセンタ※動物性のみ
胎盤を元としたエキス成分のこと。プラセンタは英語で胎盤の意味。
プラセンタは漢方薬の原料としても古来より使われてきた歴史ある成分です。
現在は美容や健康のため、化粧品や健康食品に使われるほか、
医薬品として内服薬、注射薬などで多くの医療機関で使用されています。
胎盤の重要な働きとして、胎児への酸素や栄養分の補給や、胎児の保護に加え、
各種臓器の機能を十分に備えていない胎児のために、各臓器の代わりをします。
胎児の発育のために必要な呼吸やタンパク質合成、有害物の解毒、ホルモンの分泌、
排泄など、重要な働きをすべて胎盤が行ないます。

■フラボノイド
大豆に含まれるイソフラボンや、ベリー系の果実に含まれるアントシアニン、
お茶に含まれるカテキンなどの種類があります。
ポリフェノールの仲間なので、同様に強い抗酸化作用があります。
特に、イチョウ葉に含まれるフラボノイドには、二つのフラボノイドが重なった(二重フラボン)が
特有の成分として、六種類も含まれています。これらは自然界にはイチョウ葉だけに含まれる成分です。
大豆に含まれるイソフラボンや、ベリー系果実に含まれるアントシアニン、
お茶に含まれるカテキンなどもフラボノの一種。緑茶のフラボノ効果というと、消臭のはたらきのことを指します。
植物に微量含まれ、紫外線の青から植物を守るこのフラボノイドは、
毛細血管を拡張し、血行を促進したり、心臓の血流量を増やし、脳の老化を防いだり、成人病予防の効果が知られています。

■プルーン分解物
プルーンを酵素分解して得られた成分。メラニンの生成を抑制する働きがあり、
皮膚のコンディショニング剤として、スキンケアに配合されています。

■プロテアーゼ
生体組織や細胞中に広く存在するタンパク質分解酵素の総称。
古くなった角質や垢の中に含まれるタンパク質の結合を切ることにより、
老廃物や汚れを除去し、美しくなめらかな素肌へと整えます。
皮膚の汚れの中には、汗や皮脂、古くなった角質層があり、
これらは石けんなどでふつうに洗顔しただけではきちんと取ません。
つもりつもって、「くすみ」や「シミ」の原因になりますが、
プロテアーゼの入ったピーリングジェルウォッシュなどを使うと改善されます。
皮膚が完全にいれかわるのは約1ヶ月かかるため、即効性はありません。
脂肪分解酵素を併用するとより効果的。
代表的なプロテアーゼにパパイヤに含まれるパパイン酵素などがあります。

■ブロメライン
タンパク質分解酵素のひとつで、パイナップルから抽出されます。
消炎剤として、外傷や手術後の腫れを除くのに用いられます。

■プロリン
コラーゲンの主要要素で、結合組織・心筋の合成時の主な材料となるアミノ酸である。
結合組織は、皮膚の表皮や真皮の細胞ひとつひとつをくっつける働きがあるため、
プロリンは健康な肌を保つために重要な成分である。
肌の再生という面において、ビタミンCと一緒に働いて、
より効果を発揮し、年齢とともに生じる、肌の張りの消失、
シミや肌荒れを防ぐといわれている。
他の多くのアミノ酸と同様に、脂肪の燃焼にも関わっているため、
ダイエット用(アミノ酸ダイエット)のサプリメントにも含まれることが多い。
大きな結合組織ともいえる関節や骨格筋の構成にも重要であり、
ダイエットとともにしっかりした体づくりには欠かせない。

■ペクチン
あらゆる果物や野菜に含まれている天然の多糖類。
ゲル化作用を持つので、ジャムなどを作る時に使われています。
柑橘系の果物に、特に多く含まれます。
食物繊維の一種でもあるので、腸の健康に効果があります。

■ベタイン
ビート(砂糖大根)から分離精製される天然の物質であり、
動植物界に広く存在している。正式名称:トリメチルグリシン。
甘味とうまみにかかわっており、動物ではえび・タコなどの魚介類に、
植物では、麦芽・キノコ類などに含まれる。
ベタインは、グリシンと構造が似ており、
陽イオンと陰イオンの両方をもちあわせた天然の両性界面活性剤になるため、
ヘアケア製品などで、帯電防止剤やトリートメントの中に入れられる。
ベタインは、調味料として、またグルタミン酸発酵などの発酵促進剤として、
各種飼料にも入れられる。安全性は高い。吸湿性と保水性をもある。

■ホホバオイル
皮膚への浸透性が良く、刺激性のないオイルで、敏感肌用スキンケアのベースに使われています。
ハンドクリームやベビー用乳液といった基本的なもののほか、
肌と毛髪の柔軟性を保つオイルなので、ヘアケア製品の原料にも使われています。
ベタつかず、やや黄色実をおびたほぼ無臭のオイルであること、
にきび肌、湿疹、乾燥肌、脂症肌などに対してもオールマイティなことから、
アロママッサージのキャリアオイルとして、幅広く使われています。
オイルは通常、開封すると酸化して品質が低下してしまいますが、
ホホバは品質が安定しているので、ほとんど腐敗しない特長があります。

■ポリフェノール
植物に含まれている成分で、抗酸化物質の一つ。特にブドウに多く含まれています。
ポリフェノールの種類は約4000種類で、お茶のカテキン、そばのルチン、コーヒーのクロロゲン酸、
タマネギのケルセチン、むらさき芋のアントシアニンなどもすべてポリフェノールの1種です。
ポリフェノールは、動脈硬化・老人性痴呆症・脳梗塞・リウマチ性疾患・心筋梗塞・痛風・糖尿病・ガンなどの
病気の原因となる活性酸素と戦う抗酸化物質。
ポリフェノールの効能としては、殺菌効果・肝機能向上・脂肪吸収抑制・女性ホルモンバランスの調整・
血圧降下・発癌性物質の除去・ストレス抑制などがあります。

【参考・流用サイト】
All About
アザレ化粧品
HABA
・ヒアルロン酸
・ピクノジェノール
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンB6
・ビタミンB12
・ビタミンC
・ビタミンC誘導体
・ビタミンE(トコフェロール)
・ビタミンE誘導体(TPNa)
・プエラリアミリフィカ
・フェノキシエタノール
・フコイダン
・ブッチャーブルームエキス
・フラーレン
・プラセンタ
・フラボノイド
・プルーン分解物
・プロテアーゼ
・ブロメライン
・プロリン
・ペクチン
・ベタイン
・ホホバオイル
・ポリフェノール

■ハマメリスエキス
ハマメリスの葉または樹皮から抽出したエキスです。
収斂作用や保湿作用などがあります。

■ヒアルロン酸
皮膚の中には真皮という部分にコラーゲンが存在し、そのコラーゲンの間を埋めているのがヒアルロン酸です。
保水性に優れ、1グラムで6リットルの水分を保持できます。
肌にヒアルロン酸が多いとはりが出ます。赤ちゃんの肌がみずみずしいのは
ヒアルロン酸を多く含んでいるからなのです。
体内のヒアルロン酸は加齢と共に減少していきます。
皮膚に関しては40歳後半から減少すると言われています。
コラーゲンと一緒に摂取するとより効果的に肌を整える働きをし、
ビタミンB2と一緒に摂取すると保水性を高めてくれます。

■ピクノジェノール
ポリフェノールの一種。南西部に生息する松の樹皮から抽出したものと、
ブドウの種子から取れるものとがあります。
活性酸素に対する消去分解作用があり、ビタミンEの50倍もの抗酸化作用があるといわれています。
もろくなった血管を補強し血流をよくする機能もあります。
そのしくみは、血管壁のコラーゲンとエラスチンというタンパク質に結びつき、
破壊酵素によって変性するのを防ぎ、組織を強化するといわれています。
同じしくみを美容液などに応用しています。
血液の凝固を防ぎ、ヒスタミンの放出も抑制し、
血液サラサラ効果とアトピーなどの自己免疫疾患による炎症も緩和します。

■ビタミンB1
人間の体内ではつくられない水溶性の栄養素の1つ。
ごはんやパン、砂糖などの糖質を分解する酵素を助け、エネルギーに変えていく作用があります。
食べ物やサプリメントでとる必要があり、
食べ物では豚肉やうなぎ・玄米・小麦胚芽・卵黄・ピーナッツ・ゴマなどに含まれています。
ビタミンB1が不足すると、糖質の分解がうまくできずに、乳酸などの疲労物質がたまる原因となり、
精神の不安定(イライラ)症状や記憶力も低下します。
乳酸などは、いわば糖質の不完全燃焼物質なので、代謝を高め筋肉や細胞の働きを元気にするために、
ビタミンB1は必須。体内に貯めておくことができないため、毎日摂ることが大事です。

■ビタミンB2
細胞の再生や成長を促進するはたらきのある水溶性ビタミン。
健康な皮膚、髪、爪を作るに欠かせない物質です。
脂質の代謝を促進し、糖質の代謝にも関係します。
皮膚や爪・髪などの成長を助け、美容上重要な物質です。
ビタミンB2が不足すると、脂質代謝がとどこおり、
不要な脂肪を溜め込んだり、肝臓に負担を与えたりし、またストレスもたまります。
水溶性ですが加熱や酸にはわりと強いので、酢豚などにして食べると吸収にも効果的。
肌荒れ、口の周りの炎症、目の充血予防にいいとされています。
特に目や口、鼻など粘膜の細胞は代謝が早いのでビタミンB2が不足しがち。
美眼・美肌を保つ栄養素。

■ビタミンB6
アミノ酸代謝に必須の水溶性ビタミン。不足すると肌荒れや口内炎にかかり美容上も重要。
別名ピリドキシンともいいます。
タンパク質合成の際、アミノ酸配列作り変えの補酵素としての働きをします。
不足するとタンパク質が十分に再合成できなくなり、体の組織の形成、維持に悪影響を及ぼします。
酸素を体内に供給する赤血球の合成にも関わる為、ビタミンB6を採る際には鉄分も一緒に摂るのがいいです。
その他、免疫タンパクの合成や、神経伝達物質の合成にも関わっていて、
アトピー皮膚炎や花粉症の症状改善のために、必要なビタミンでもあります。
多く含む食品には、赤みのマグロ・牛レバー・にんにく・ぎんなん・ピスタチオなど。

■ビタミンB12
水溶性ビタミンの一つ。葉酸(ビタミンM)と協力して、赤血球の生成にかかわる栄養素です。
ビタミンB12の効果・効能は、貧血予防と精神の安定。
ビタミンB12を多く含む食べ物は、レバー、シジミ・アサリなどの貝類、
アオノリなどの海藻類。ビタミンB12は微生物が作るもので、植物にはないため、
動物性食品を取らない菜食主義者の方やダイエット中の方は不足しがちなので注意が必要です。
1日の所要量は男女ともに2.4μグラムで、目安として、焼き鳥のレバーであれば一串程度、
シジミなら2~3個、焼き海苔1枚だと少し足りない位。
ビタミンB12の吸収は腸で行われますが、胃の分泌物質が必要なため、
胃炎や胃潰瘍などの病気があると栄養として吸収されません。

■ビタミンC
別名アスコルビン酸と呼ばれる水溶性のビタミン。
ビタミンCとはコラーゲンの生成に不可欠な水溶性ビタミンで、
風邪の予防から癌予防まで近年注目されている栄養素です。
ビタミンCは、肌の張りを保ち、しみや小ジワを防ぐ、
ウィルスや細菌に対する抵抗力を高め、カゼや感染症を予防する、
ストレスを和らげる、血中コレステロールを下げる、発ガン物質の生成を抑える、
鉄の吸収を助けるなどがあります。
その他重要なものに、コラーゲンの生成。
一般的に日本人は、ビタミンCを十分摂っているので、あまり心配はいりません。
しかしながら、不規則な食事や毎日のお酒・喫煙を続けていると慢性的なビタミン不足を招くこともあります。
ビタミン剤や効果的な食事をとらない限り明らかなビタミンC不足を起こしてしまうので注意が必要です。

■ビタミンC誘導体
美白作用があるビタミンCよりも角質層の透過がよく、
より長い時間皮膚内にとどまるように改良された美白成分。
ビタミンC誘導体には、水溶性と油溶性とがあります。
肌へのなじみをよくし、酸化されにくくするリン酸基が結合しています。
ビタミンC誘導体が皮膚の内部へ入っていくと、細胞からこの結合を切る酵素が分泌され、
メラニン色素に近い距離でビタミンCに変化し、新たに生産されるメラニン色素の元を分解します。
ビタミンC誘導体が含まれる化粧品は、紫外線で分解しやすいので、容器や保管場所などに注意。

■ビタミンE(トコフェロール)
別名トコフェロールと呼ばれる脂溶性のビタミン。
ビタミンCと並び抗酸化パワーの強いビタミンとして知られています。
ビタミンEの代表的な機能といえば、錆びない体を作る抗酸化。
その強力な抗酸化パワーは、体内の細胞や遺伝子(核酸)、
脂質が酸化されることをしっかり防いでくれます。
ガンの予防はもちろん、体がサビびない=若い体が保てる効果も大きいのです。
他の抗酸化物質(ビタミンC、β-カロテン、セレニウムなど)と一緒だと、
相乗効果でより強い抗酸化力を発揮してくれます。

■ビタミンE誘導体(TPNa)
油溶性のビタミンEを、水溶性にすることで安定性、浸透力を高めたもの。
細胞同士の密着力が高まって肌の中から水分が蒸発しにくくなり、
肌本来の保湿能力が高まります。

■プエラリアミリフィカ
タイ北部に自生するマメ科の植物で、塊のように大きく育った根がサプリに利用されています。
エストロゲン(女性ホルモン)とよく似た構造と性質をもつ物質(デオキシミロエステロール、ミロエステロールなど)を多く含んでいます。
人での実験結果の報告は少ないですが、成分分析の結果からかなり強い女性ホルモン作用を持つことがわかっています。
サプリメントとして摂取する場合は、ホルモンのバランスに影響し、
かなり強力なので、他の薬やハーブとの飲み合わせに注意が必要!
ホルモンバランスが繊細な妊娠中・授乳中は絶対に摂ってはダメ。
妊娠を予定している方も安全のために使用を控えた方が安心でしょう。
また、生理痛や婦人科系の疾患(子宮内膜症など)では、
女性ホルモンを増やしても解決しなかったり、
悪化させてしまうようなケースもあります。
体に異常を感じている人は、これらのサプリを摂る前に必ず医師の診断を受けてください。
取り扱いに注意が必要なのは、効果が目に見えてわかりやすいことの裏返し。
使い方を間違えなければ、比較的短期間で女性らしい美肌や体系に変身できる素敵なサプリです。
自分に合ったサプリを見つけて、オンナ度UPを目指しましょう。

■フェノキシエタノール
防腐殺菌剤として化粧品に使われる成分のひとつ。
緑茶など自然界に天然物として存在する成分でもあるので、
パラベンなどと比較して毒性は弱い。略号:PE。
グリコールエーテルというアルコールの一種であり各種薬剤の溶剤になります。
緑膿菌に対して殺菌作用をもつけど、殺菌作用は万能ではないため、
化粧品成分としては、パラベンと併用されることが多いです。
使用制限は、パラベン同様に製品100g中に1g以内。
しかし、フェノキシエタノールは、表示指定成分にはなっていません。
含有量も他の成分に比べ、多くは微量であり、表示していない場合もあります。
メーカーの中には情報開示の意味から表示をしています。

■フコイダン
モズクや昆布、ワカメなどの海藻類に含まれるヌルヌルの成分で、多糖類のひとつ。
海水中の栄養成分であるビタミン・ミネラルを十分吸収して成長した海藻類のフコイダンは
健康維持には欠かせない栄養素。
フコイダンは食物繊維であると同時にカルシウムそのものでもあるので、
体に取り入れることでカルシウムの補給もできます。
海藻のぬめり成分を皮膚に塗ると、角質などの隙間を埋めるように広がり、
乾燥してもなおヌルヌルの成分が薄く表を覆います。
よほどの力でこすらないと完全には落ちてしまわないため、
ぬめり成分を塗った部分を水で洗い落としても、薄く成分が残り、しっとりとした状態になります。
保湿力はヒアルロン酸をしのぐとも言われています。

■ブッチャーブルームエキス
ユリ科の植物ナギイカダの根から抽出精製した植物エキスです。
サポニンや配糖体を含み、血管を収縮させてほてりや肌の赤みを抑える作用や収れん作用があるといわれます。
保湿剤としてスキンケア化粧品に使用されています。

■フラーレン
フラーレンはダイヤモンドと同じ炭素の同素体(同一元素だけで構成される分子)で、
C60や、C70等炭素の数が異なる多面体の総称です。
フラーレンは太古の昔より自然界にも微量に存在することがわかっています。
1991年にはフラーレンがスポンジのように生体に有害である活性酸素を
消去吸収して無害化するという研究結果が発表され、
以来医薬品などに使用されるようになりました。
活性酸素消去はビタミンCの125倍、しみ、そばかすの原因となるメラニンを出来にくくする、
美白効果があるなど美容効果満載のフラーレンは、当初、美容クリニック等で販売される
ドクターズコスメを中心に広がりましたが、広く認知され今では一般化粧品にも含まれるようになっています。

■プラセンタ※動物性のみ
胎盤を元としたエキス成分のこと。プラセンタは英語で胎盤の意味。
プラセンタは漢方薬の原料としても古来より使われてきた歴史ある成分です。
現在は美容や健康のため、化粧品や健康食品に使われるほか、
医薬品として内服薬、注射薬などで多くの医療機関で使用されています。
胎盤の重要な働きとして、胎児への酸素や栄養分の補給や、胎児の保護に加え、
各種臓器の機能を十分に備えていない胎児のために、各臓器の代わりをします。
胎児の発育のために必要な呼吸やタンパク質合成、有害物の解毒、ホルモンの分泌、
排泄など、重要な働きをすべて胎盤が行ないます。

■フラボノイド
大豆に含まれるイソフラボンや、ベリー系の果実に含まれるアントシアニン、
お茶に含まれるカテキンなどの種類があります。
ポリフェノールの仲間なので、同様に強い抗酸化作用があります。
特に、イチョウ葉に含まれるフラボノイドには、二つのフラボノイドが重なった(二重フラボン)が
特有の成分として、六種類も含まれています。これらは自然界にはイチョウ葉だけに含まれる成分です。
大豆に含まれるイソフラボンや、ベリー系果実に含まれるアントシアニン、
お茶に含まれるカテキンなどもフラボノの一種。緑茶のフラボノ効果というと、消臭のはたらきのことを指します。
植物に微量含まれ、紫外線の青から植物を守るこのフラボノイドは、
毛細血管を拡張し、血行を促進したり、心臓の血流量を増やし、脳の老化を防いだり、成人病予防の効果が知られています。

■プルーン分解物
プルーンを酵素分解して得られた成分。メラニンの生成を抑制する働きがあり、
皮膚のコンディショニング剤として、スキンケアに配合されています。

■プロテアーゼ
生体組織や細胞中に広く存在するタンパク質分解酵素の総称。
古くなった角質や垢の中に含まれるタンパク質の結合を切ることにより、
老廃物や汚れを除去し、美しくなめらかな素肌へと整えます。
皮膚の汚れの中には、汗や皮脂、古くなった角質層があり、
これらは石けんなどでふつうに洗顔しただけではきちんと取ません。
つもりつもって、「くすみ」や「シミ」の原因になりますが、
プロテアーゼの入ったピーリングジェルウォッシュなどを使うと改善されます。
皮膚が完全にいれかわるのは約1ヶ月かかるため、即効性はありません。
脂肪分解酵素を併用するとより効果的。
代表的なプロテアーゼにパパイヤに含まれるパパイン酵素などがあります。

■ブロメライン
タンパク質分解酵素のひとつで、パイナップルから抽出されます。
消炎剤として、外傷や手術後の腫れを除くのに用いられます。

■プロリン
コラーゲンの主要要素で、結合組織・心筋の合成時の主な材料となるアミノ酸である。
結合組織は、皮膚の表皮や真皮の細胞ひとつひとつをくっつける働きがあるため、
プロリンは健康な肌を保つために重要な成分である。
肌の再生という面において、ビタミンCと一緒に働いて、
より効果を発揮し、年齢とともに生じる、肌の張りの消失、
シミや肌荒れを防ぐといわれている。
他の多くのアミノ酸と同様に、脂肪の燃焼にも関わっているため、
ダイエット用(アミノ酸ダイエット)のサプリメントにも含まれることが多い。
大きな結合組織ともいえる関節や骨格筋の構成にも重要であり、
ダイエットとともにしっかりした体づくりには欠かせない。

■ペクチン
あらゆる果物や野菜に含まれている天然の多糖類。
ゲル化作用を持つので、ジャムなどを作る時に使われています。
柑橘系の果物に、特に多く含まれます。
食物繊維の一種でもあるので、腸の健康に効果があります。

■ベタイン
ビート(砂糖大根)から分離精製される天然の物質であり、
動植物界に広く存在している。正式名称:トリメチルグリシン。
甘味とうまみにかかわっており、動物ではえび・タコなどの魚介類に、
植物では、麦芽・キノコ類などに含まれる。
ベタインは、グリシンと構造が似ており、
陽イオンと陰イオンの両方をもちあわせた天然の両性界面活性剤になるため、
ヘアケア製品などで、帯電防止剤やトリートメントの中に入れられる。
ベタインは、調味料として、またグルタミン酸発酵などの発酵促進剤として、
各種飼料にも入れられる。安全性は高い。吸湿性と保水性をもある。

■ホホバオイル
皮膚への浸透性が良く、刺激性のないオイルで、敏感肌用スキンケアのベースに使われています。
ハンドクリームやベビー用乳液といった基本的なもののほか、
肌と毛髪の柔軟性を保つオイルなので、ヘアケア製品の原料にも使われています。
ベタつかず、やや黄色実をおびたほぼ無臭のオイルであること、
にきび肌、湿疹、乾燥肌、脂症肌などに対してもオールマイティなことから、
アロママッサージのキャリアオイルとして、幅広く使われています。
オイルは通常、開封すると酸化して品質が低下してしまいますが、
ホホバは品質が安定しているので、ほとんど腐敗しない特長があります。

■ポリフェノール
植物に含まれている成分で、抗酸化物質の一つ。特にブドウに多く含まれています。
ポリフェノールの種類は約4000種類で、お茶のカテキン、そばのルチン、コーヒーのクロロゲン酸、
タマネギのケルセチン、むらさき芋のアントシアニンなどもすべてポリフェノールの1種です。
ポリフェノールは、動脈硬化・老人性痴呆症・脳梗塞・リウマチ性疾患・心筋梗塞・痛風・糖尿病・ガンなどの
病気の原因となる活性酸素と戦う抗酸化物質。
ポリフェノールの効能としては、殺菌効果・肝機能向上・脂肪吸収抑制・女性ホルモンバランスの調整・
血圧降下・発癌性物質の除去・ストレス抑制などがあります。

【参考・流用サイト】
All About
アザレ化粧品
HABA
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